Loading...

研究報告

研究会について

当協会の研究会は、会員各位のCAATs技能の向上、CAATsに関する有用な情報の社会への発信を目的としております。
会員間の交流を深めながら、会員各位が主体的に活動できる場としてもご活用ください。
研究会のテーマのご提案もお待ちしております。
 
研究会の研究結果の概要は、当ページ等で公開いたします。
(会員の方は、会員ページより詳細をご覧いただけます。)
 
※研究会は、当協会の会員のみご参加いただけます。
※会員以外の方で、参加を希望される方は、ご入会をお願いいたします。会員についてはこちら
 
・第8回研究会(2023年06月~2023年09月)
・第7回研究会(2022年10月~2022年12月)
・第6回研究会(2022年05月~2022年08月)
・第5回研究会(2021年05月~2021年08月)
・第4回研究会(2020年09月~2020年12月)
・第3回研究会(2020年06月~2020年08月)
・第2回研究会(2019年11月~2020年02月)
・第1回研究会(2019年06月~2019年09月)
 
 
 
 
 

第8回研究会(終了)

テーマ 仮説の立案と分析シナリオの策定
概要 監査テーマの決定からスタートし、その監査テーマを基に、不正や誤謬が発生した場合を想定した仮説を立案し、当該仮説を検証するために有用な分析シナリオを策定する方法について研究を行う。
(監査テーマ例:売上の架空計上や水増し、購買キックバック、データ改ざん、現金着服、経費不正使用、情報漏洩など)
成果物 こちらより概要をご覧いただけます。
・会員の方は、会員ページより詳細をご覧いただけます。
座長 一般社団法人国際コンピュータ利用監査教育協会
専務理事 上野哲司(役員紹介ページ
活動期間 2023年06月~2023年09月
開催方法 オンラインミーティング(Zoom)
  • 第8回研究会 メンバー紹介(50音順)
  • メンバーの皆様に、自己紹介、本研究会参加の動機等をお話しいただきました。
     

    (研究会メンバーの皆様です。上段左より、上野、永田様、高橋様、中段左より、佐藤様、守能様、石橋様、下段中央 天岡様)

    天岡 治 様(株式会社ベルシステム24ホールディングス 監査部)

    研究会への参加は第4回以来となります。当社でもコロナ禍を経験し従業員の働き方も在宅化がかなり進んでおり、より一層データを活用した監査手法の導入が必要になってきていると感じます。同様の悩みを抱えている皆さまと一緒にディスカッションし、今後の監査に活かしていければと思っております。
    よろしくお願いいたします。

    石橋 裕司 様(大阪ガス株式会社 監査部 業務監査チーム)

    監査部在籍が、間もなく12年になります。その間、CAATsとばかり向き合っても来れなかったのですが、赴任の当初から、遠隔部署や関係会社に対する継続的なデータモニタリングに関心を持っております。
    常に、仮設や分析シナリオの引き出しは増やしておきたいと思っており、研究会での情報交換に期待しております。

    佐藤 正志 様(CIA、CFE、CISA、ICCP)

    小売業で内部監査部門長を務め監査に10年間携わりました。有効かつ効率的な監査に不可欠であり監査品質を向上させるCATTsを実務で活用するために第3回から参加、スキルアップと人的ネットワークの伸長は大きな財産となっております。
    様々な業種、組織のメンバーが実務の中で工夫や試行錯誤を重ねながら実践している分析手法について情報交換する中での学びと発見に魅せられ今回も参加しました。

    髙橋 文博 様(楽天モバイル株式会社 オペレーションデザイン部)

    株式会社ベルシステム24ホールディングスの監査部を卒業後、コンプライアンス、内部統制、情報セキュリティに係わる業務を担当すべく、楽天モバイルに入社しました。
    現在は内部監査部門からはいったん離れて、コールセンターの現場のサポート部門におりますが、皆さんとの研究で培えるスキルや知見は、今後に活かせるものであり、また、監査に限らず、組織のマネジメント、統制等にも活かせるものと確信しています。
    研究会が充実したものになるようにがんばりますので、よろしくお願いいたします。

    永田 光弘 様(アイフル株式会社 内部監査部)

    常々新たなデータ監査を探しており、他業種の集うこの研究会は何かのヒントをいただけると思い参加しました。
    何か一つでも業務に活かせるものを持って帰りたいと思います。
    最近はACLとプログラミング言語(Python、VBA、C#)等との連動でデータ監査の効率化が図れないかを色々と試しています。
    よろしくお願いいたします。

    守能 昇治 様(大阪ガス株式会社 監査部 業務監査チーム)

    内部監査人として8年、ACLを使い始めて6年、ポジティブ監査と、データ分析による見える化をモットーに監査業務に携わっています。これまで、労務と会計分野で30本以上のACLを活用したCAATsを実践しました。
    今後も、CAATsに取り組む予定ですので、メンバーの皆さんと一緒にスキルアップ、意見交換ができればと思います。

    座長より

    最近の監査では『データ分析』をキーワードに、データ分析で異常値を特定するような監査手続を策定している企業も多くあると思います。
    その一方で、やりたいデータ分析の大枠はイメージが湧いていても、本当に実務で使えるデータ分析のシナリオにまでは落とし込めておらず、実際は、簡単なデータ分析にとどまってしまっている企業も一定数存在していると感じております。
    そこで、第8回研究会では、参加者全員が興味のある監査テーマを題材にして、当該テーマに基づいて、どのような不正や誤謬が起こりえるかを研究し、最終的な分析シナリオにまとめたいと考えております。

    上野 哲司(一般社団法人国際コンピュータ利用監査教育協会 専務理事)

     
     
     
     
     

    第7回研究会(終了)

    テーマ 第三者委員会調査報告書研究
    概要 第三者委員会調査報告書を題材にし、実際に発生した不正・誤謬の原因を把握したうえで、CAATsを活用した場合の発見手続について、研究を行う。
    成果物 こちらより概要をご覧いただけます。
    ・会員の方は、会員ページより詳細をご覧いただけます。
    座長 一般社団法人国際コンピュータ利用監査教育協会
    専務理事 上野哲司(役員紹介ページ
    活動期間 2022年10月~2022年12月
    ・会議開催日:10/3(月)、10/25(火)、11/28(月)、12/19(月)
    ・会議時間:19時~20時30分
    開催方法 オンラインミーティング(Zoom)
    • 第7回研究会 メンバー紹介(50音順)
    •  

      (研究会メンバーの皆様です。上段左より、上野、石橋様、佐藤様、中段左より、徳様、高橋様、守能様、下段中央 弓塲)
       

      石橋 裕司 様(大阪ガス株式会社 監査部 業務監査チーム)

      ACLに2017年から取り組んでいますが、いつもICAEAさんに助けていただいています。しかし、まぁ好きなのでしょう、いつの間にか「CAATs」は、「人事労務」とならんで得意領域と周囲から見られています。
      ということで、CAATsに関する知見はどんどん広げたいと思い、この研究会には第1回から継続して参加しています。よろしくお願いいたします。

      佐藤 正志 様(CIA、CFE、CISA、ICCP)

      小売業で内部監査部門長を務め、監査に10年間携わっておりました。現在は内部監査協会の個人会員として、CIAフォーラム等で監査について学んでおります。
      コロナ禍の監査における種々の制約で監査の実施方法、手順も大きく変わってきております。(例:オフサイトモニタリング、オンライン監査等)
      その中で、監査ソフト導入やその前段でありベースとなるデータ分析の重要性は益々高まり、CAATs導入による有効かつ効率的監査で監査品質を飛躍的に向上した事例も多数目にしています。
      データ分析及びコンピュータ監査の手法、切り口を学びスキルアップしたいと考え、第3回研究会から参加しました。メンバーとの闊達な意見交換、実務の中で様々な工夫や試行錯誤を重ねながら実践している分析手法について情報交換する中での学びと発見に魅せられ、今回も継続して参加させて頂くこととしました。

      髙橋 文博 様(楽天モバイル株式会社 オペレーションデザイン部)

      監査を行う上で、まずは現場を知らなければいけないという認識のもと、現在はオペレーション支援部門に所属し実務経験を醸成しながら、後々の監査部門への異動に向けたステップを踏んでいる状況です。
      従前は、株式会社ベルシステム24ホールディングスで、コールセンターの勤怠管理システムをCAATsで構築する等の業務も担っており、その経験を更に醸成させるべく、この研究会を通じて、参加メンバーの皆様と切磋琢磨したいと思います。

      徳 健伸 様(三菱ケミカルグループ株式会社 監査企画部)

      アフターコロナの監査業務の変革に取り組んでいます。監査におけるデータ活用の重要性は理解されてきたと思いますが、浸透するまでの道半ばにいると感じております。今回の公開情報を用いて成功事例を共有していこうという取り組みは実務者がデータ活用を理解する良い助けになると思い参加を希望しました。
      研究会への参加は6回目です。毎回ご参加の皆様との活発なディスカッションで刺激を受けています。技能や知識の習得に加えて、同じ悩みを抱える皆様の生の声をお聞かせいただきたいと思います。CAATsツールは、IDEAを使用しています。よろしくお願いします。

      守能 昇治 様(大阪ガス株式会社 監査部 業務監査チーム)

      内部監査人として7年、ACLを使い始めて5年、ポジティブ監査と、データ分析による見える化をモットーに監査業務に携わっています。これまで、労務と会計分野で約30本のACLを活用したCAATsを実践しました。
      今後も、CAATsに取り組む予定ですので、メンバーの皆さんと一緒にスキルアップ、意見交換ができればと思います。

      座長より

      多くの事業会社では、部署や役職によって職務を分掌し、自己承認や自己完結できてしまう状況を無くす努力をしています。
      しかし、部署や役職など、「見た目」上では職務が分掌されていても、「業務システムの権限設定」上では権限が分掌されておらず、結果として、当該システム上の権限を悪用して不正を実行するリスクを見落としてしまう虞があります。
      そこで、第7回研究会では、公表されている第三者委員会調査報告書から、職務分掌の脆弱性を突いた不正を題材とし、CAATsを活用して、職務が分掌されていないリスクを識別するためのヒントとなるような研究報告をまとめたいと考えております。
       

      上野 哲司(一般社団法人国際コンピュータ利用監査教育協会 専務理事)

       
       
       
       
       
       
       

      第6回研究会(終了)

      テーマ CAATsを活用したリスク識別とビジュアライゼーション
      概要 ・監査計画用のリスク評価やオフサイト調査におけるデータ活用に
       関する各会員の取り組みについてディスカッションする。
      ・CAATsを活用して計画立案に有効なリスク評価の手続や結果の
       見せ方を立案する。
      成果物 こちらより概要をご覧いただけます。
      ・会員の方は、会員ページより詳細をご覧いただけます。
      座長 三菱ケミカルホールディングスグループ
      監査企画部マネジャー 徳 健伸 氏
      ※座長の紹介は、こちら
      活動期間 2022年5月~2022年8月
      ・会議開催日:5/26(木)、6/28(火)、7/26(火)、8/22(月)
      ・会議時間:19時~20時30分
      開催方法 オンラインミーティング(Zoom)

       

       

      • 第6回研究会 メンバー紹介(50音順)
      • メンバーの皆様に、自己紹介、本研究会参加の動機等をお話しいただきました。
         

        (研究会メンバーの皆様です。上段右 徳座長、2段目左より、石橋様、佐藤様、高井様、3段目左より、高橋様、守能様、上段左より、ICAEA JAPAN上野、弓塲)

        石橋 裕司 様(大阪ガス株式会社 監査部 業務監査チーム)

        ACLに2017年から取り組んでいますが、ACLばかりに集中して取り組める環境にはないため、いつもICAEAさんに助けていただきながら、業務を進めています。しかし、ACLで作業を進めていると、時間があっという間に過ぎていき、還暦近くになって好きなことができているのは幸せだなと思っています。ということで、CAATsに関する知見はどんどん広げたいと思い、この研究会には第1回から継続して参加しています。どうぞよろしくお願いいたします。

        佐藤 正志 様(DCM株式会社 内部監査室 東日本担当)

        DCMは、北海道から九州まで全国にホームセンターを展開している企業です。内部監査に携わって10年目です。グループ内のシステム統合により、CAATs導入のインフラ整備が完了しました。現時点では往査前に勤怠やレジのデータでオフサイトモニタリングを実施している程度で、本格的なデータ分析、CAATsによる監査はまだ実施されていない状況です。研究会でデータの分析方法、コンピュータ監査の手法、切り口を学び、CAATs導入を実現したいと思います。

        高井 烈 様(シナネンホールディングス株式会社 監査部)

        研究会には初めての参加です。これまでACLを使用したことはなく、職場のIT環境もまだまだCAATsが活用できるような環境が整ってはおりませんが、ACLを用いたリスク評価やヒートマップの作成、監査計画の立案に興味があり、参加しました。研究会に参加することで、監査の手法、切り口を学びたいと思います。

        高橋 文博 様(楽天モバイル株式会社 オペレーションデザイン部)

        監査を行う上で、まずは現場を知らなければいけないという認識のもと、現在はオペレーション支援部門に所属し実務経験を醸成しながら、後々の監査部門への異動に向けたステップを踏んでいる状況です。
        従前は、株式会社ベルシステム24ホールディングスで、コールセンターの勤怠管理システムをCAATsで構築する等の業務も担っており、その経験を更に醸成させるべく、この研究会を通じて、参加メンバーの皆様と切磋琢磨したいと思います。

        守能 昇治 様(大阪ガス株式会社 監査部 業務監査チーム)

        内部監査人として7年、ACLを使い始めて5年、EXCELとACLのベストミックスCAATsを目指しています。コロナ禍の2021年度は、海外リモート監査を含めて、労務と会計分野で約10本のCAATsを実践しました。
        今回のテーマである、リスク評価手続きと分析結果を効果的に見せるビジュアリゼーションは、自分の次の課題と認識しています。座長の実践事例を学ぶとともに、メンバーの皆さんと意見交換できればと思います。よろしくお願いいたします。

        座長より

        本研究会への参加は5回目ですが、初めて座長を務めさせていただきます。
        今回も事業会社の第一線で活躍されている方々にお集まりいただきました。
        第6回研究会では、監査計画時のリスク評価に役立つデータ活用や結果の見せ方について会員の皆様のご経験を踏まえた活発な議論が盛り上がることを期待しております。
        さらに、経営の期待や関心に応える内部監査の実現に向け「データに基づく俯瞰的なリスク評価」の考察に踏み込むことができればとおもいます。
        今回の研究結果が、より多くの実務家の方々に意義あるものとなることを願います。
         

        徳 健伸(三菱ケミカルホールディングスグループ 監査企画部)

         
         
         
         
         
         

        第5回研究会(終了)

        テーマ CAATsを活用したリモート監査
        概要 ・リモート監査に関する監査業界の最新動向や、各会員の取り組みについてディスカッションする。
        ・CAATsを活用してリモート監査に適した監査手続を立案する。
        成果物 下記のリンクよりご覧いただけます。
        https://www.icaeajp.or.jp/files/20211020_Reserch01_005/Reserch01_005.htm
        座長 一般社団法人国際コンピュータ利用監査教育協会
        上野 哲司
        活動期間 2021年5月~2021年8月
        ・会議開催日:5/25(火)、6/25(金)、7/30(金)、8/27(金)
        ・活動時間:19時~20時30分
         
        2021年9月10日
        『2021コンピュータ監査国際会議』のパネルディスカッション「リモート環境下におけるデータ監査と内部監査人の未来」に、パネリストして出席
        開催方法 オンラインミーティング
        • 第5回研究会 メンバー紹介(50音順)
        • メンバーの皆様に、自己紹介、本研究会参加の動機等をお話しいただきました。
           

          (研究会メンバーの皆様です。上段右 高橋様、2段目左より、石橋様、徳様、守能様、3段目中央 佐藤様、上段左より、ICAEA JAPAN弓塲、上野)

          石橋 裕司 様(大阪ガス株式会社 監査部 業務監査チーム)

          研究会は、ICCPのCPE単位も取得できるので、5回連続で参加しています。
          監査部での経歴は11年目になります。PCは苦手でしたが、監査でデータを扱うことになり、ACLを使うようになりました。Excelで簡単にできることもACLでやるのが習慣化しています。
          リモート監査は好きではありません。実際の往査では視覚で情報を取れますが、それができないのでストレスがかかります。リモート監査では、事前にデータを送ってもらうなど、相手方により一層の事務負担をかけるので、緊急事態宣言下では繰り延べしてできるだけ往査に行くようにしています。今年秋に、海外子会社の監査をすることになっていますが、コロナ禍で往査ができない状況のため、日本から監査できることを考えなければならず、今回の研究会で何かヒントを見つけたいと思います。

          佐藤 正志 様(DCM株式会社 内部監査室 東日本担当)

          DCMは、北海道から九州まで全国にホームセンターを展開している企業です。内部監査に携わって9年目です。
          昨年、グループ内のシステム統合が完了し、CAATs導入のインフラが整備されました。現時点では往査前に勤怠やレジのデータでオフサイトモニタリングを実施している程度で、本格的なデータ分析、CAATsによる監査はまだ実施 されていない状況です。研究会に参加することで、監査の手法、切り口、データの分析方法を学びたいと思います。

          高橋 文博 様(株式会社ベルシステム24ホールディングス 内部監査グループ グループマネージャー)

          弊社の業務内容はコールセンター業務が中心で、業界上位に位置しています。コールセンター業界では「在宅での受電対応」が進んでおり業務の遠隔化が著しい業界でもあります。そのような背景を鑑み、「リモート監査」に対する興味関心を抱き今回も参加させていただくこととしました。皆様と多様なディスカッションを通じ自身のナレッジ醸成を図りたいと考えております。どうぞ宜しくお願いします。

          徳 健伸 様(三菱ケミカル株式会社 監査本部 監査部)

          データ監査の企画推進を担当しております。コロナ禍で監査業務の遂行が難しくなっており、データ活用を通した業務効率と監査品質の向上が喫緊の課題です。大変タイムリーなテーマを取りあげていただき参加を希望しました。
          研究会への参加は4回目です。ご参加の皆様との活発なディスカッションで刺激を受けています。技能や知識の習得に加えて、同じ悩みを抱える皆様の生の声をお聞かせいただきたいと思います。CAATsツールは、IDEAを使用しています。

          守能 昇治 様(大阪ガス株式会社 監査部 課長)

          内部監査人として6年、ACLを使い始めて4年、ポジティブ監査をモットーにしています。コロナ禍の2020年度は労務と会計分野で約15本のCAATsを実践しました。そして、2021年度は、海外子会社でCAATsを活用したリモート監査に取り組む予定ですので、メンバーの皆さんと意見交換できればと思います。

          座長より

          リモートによる研究会も今回で3回目となりましたが、今回も事業会社の第一線で活躍されている方々にお集まりいただきました。
          第5回研究会では、多くの事業会社で余儀なくされる「リモート監査」を題材に、ご参加くださったメンバーが実際に苦労した事やうまくいった事など、生の声を伺いながら「リモート監査」を適切に実施するためのヒントになるような研究報告ができると期待しております。
          また、9月10日に予定している「コンピュータ監査国際会議」において、本研究会の成果を発表する予定でおり、今回の研究結果が、国内外の監査に関係する方々に対して有意義な情報提供となることを願います。

          上野 哲司(一般社団法人国際コンピュータ利用監査教育協会 専務理事)

           
           

           

           
           
           

          第4回研究会(終了)

          テーマ 経費、交際費に対するCAATsを活用したデータ分析型監査
          概要 ・従業員の経費や交際費に関する不正の手口をディスカッションする。
          ・経費、交際費に関する分析アプローチを立案する。
          成果物 以下のリンクより概要をご覧いただけます。
          https://www.icaeajp.or.jp/files/201224_Reserch01_004.htm
           
          会員の方は、会員ページより詳細をご覧いただけます。
          座長 一般社団法人国際コンピュータ利用監査教育協会
          代表理事 弓塲 啓司
          活動期間 2020年9月~2020年12月
          ・会議開催日:9/24(木)、10/22(木)、11/18(水)、12/18(金)
          ・会議時間:19時~20時30分
          開催方法 オンラインミーティング
          • 第4回研究会 メンバー紹介(50音順)
          • メンバーの皆様に、自己紹介、本研究会参加の意気込み等をお話しいただきました。
             

            (研究会メンバーの皆様です。上段右 高橋様、2段目左、石橋様、2段目右 徳様、3段目左より、守能様、佐藤様、加藤様、4段目中央 天岡様、上段左より、ICAEA JAPAN上野、弓塲)

            天岡 治 様(株式会社ベルシステム24ホールディングス 監査部内部監査グループ 担当マネージャー)

            当社では、経費不正について毎月全社員の立替払清算額をACL(異常値機能)を活用し調査を実施しています。
            加えて、個人別のトレンド分析や重複使用調査なども行っておりますが、参加者の皆さんの会社でどこまで取り組まれているのか参考にさせて頂きたく、途中からですがエントリーさせていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。

            石橋 裕司 様(大阪ガス株式会社 監査部 業務監査チーム)

            研究会には、4回連続で参加しています。業務監査を担当しており、ACLを導入して間もなく丸3年になります。ACLで扱える領域も少しずつ増えてきましたが、まだまだ力をつけたいため、この研究会に参加しております。

            加藤 邦治 様(株式会社ベネッセホールディングス 内部監査部 業務監査課)

            4回目の参加です。これまでACLを使用したことはありませんでしたが、今年からライセンスが追加され、ACLを使用可能な状態になっているので、今年はACLを使用していこうと思っています。現在は、Accessベースで、経営データの分析を行っています。どういう形で不正を見つけるかということに興味があり、参加しました。

            佐藤 正志 様(DCMホーマック株式会社 内部監査 関東東北担当)

            DCMグループは、ホームセンターを展開している企業です。内部監査に携わって8年目で、昨年まで7年間、監査部門の部門長をしていました。CAATsを使用したデータ分析による監査はまだ実施されていない状況です。研究会に参加することで、監査の手法、切り口、データの分析方法を学びたいと思います。

            高橋 文博 様(株式会社ベルシステム24ホールディングス 内部監査グループ グループマネージャー)

            会社の業務内容はコールセンター業で、業界上位に位置しています。先日、他社でデータの改ざんが発生した事例があり、そのような不正行為をどうやって発見していくかということで、データ分析については非常に興味を持って、今回も参加しました。メンバーの皆さんとディスカッションしながら、新たな切り口、データを活用した不正の抑止にどうやって繋げていくかというところを学んでいきたいと思います。

            徳 健伸 様(三菱ケミカル株式会社 監査部 管理グループ)

            長く監査に携わっており、現在はデータ分析を行うチームのチームリーダーを務めています。コロナ禍で通常の監査が難しくなっている状況で、予備監査の充実が求められており、データ分析を充実させるために日々悩んでいるところです。
            研究会への参加は3回目ですが、メンバーの皆さんの貴重なお話や活発なディスカッションに触れて、刺激を受けています。技能や知識の習得もさることながら、情報交換もさせていただきたいと思い、参加いたしました。CAATsツールは、IDEA使用しています。

            守能 昇治 様(大阪ガス株式会社 監査部 課長)

            研究会は2回目の参加です。内部監査を担当して5年になります。ACLは使い始めて3年になります。最初は会計分野のCAATsを行っていましたが、研修を受講してスクリプトも活用できるようになり、今年の上期は労務監査のスクリプトを作成し、複数の関係会社で実施しました。今後はそれ以外の分野にも開発していきたいと思っていますので、今回は
            経費の分析についても、メンバーの皆さんとシェアしたいと思います。

            座長より

            早いもので、研究会も4回目になりました。第1回と第2回は公表されている第三者委員会報告書を題材に、CAATsを活用するとどのような対応ができたのかについて、ご参加くださったメンバーの方々と議論をし、研究報告をまとめました。
            第3回は、多くの会社でテーマになっている『労務監査』を題材にし、内部監査部門などの第一線でご活躍されている方々と共にご自身の経験を交えた活発な議論を経て、株式会社ベルシステム24ホールディングスの高橋文博氏に研究報告をまとめていただきました。
            今回も、多くの会社でテーマになっている『経費、交際費』を題材にし、監査法人や事業会社の第一線でご活躍されている方々にご参加いただき、より多くの方々のヒントになるような研究報告ができそうだと期待しています。

            弓塲 啓司(一般社団法人国際コンピュータ利用監査教育協会)

             
             

             

             
             

            第3回研究会(終了)

            テーマ ・労務監査(サービス残業、在宅ワーク)
            ・監査部と管理部門の役割分担(3つのディフェンスライン)
            概要 ・サービス残業、在宅ワークをテーマに、実例をもとにディスカッションし、監査手続を立案する。
            ・3つのディフェンスラインについて、CAATsを用いたリレーションシップについてディスカッションする。
            成果物 以下のリンクより概要をご覧いただけます。
            https://www.icaeajp.or.jp/files/200918_Reserch01_003.htm
             
            会員の方は、会員ページより詳細をご覧いただけます。
            座長 株式会社ベルシステム24ホールディングス
            内部監査グループ グループマネージャー 高橋 文博氏
            ※座長の紹介は、こちら
            活動期間 2020年6月~2020年8月
            ・会議開催日:6/1(月)、6/30(火)、7/31(金)、8/21(金)
            ・会議時間:19時~20時30分
            開催方法 オンラインミーティング

             

             
             

            • 第3回研究会 メンバー紹介(50音順)
            • メンバーの皆様に、自己紹介、本研究会参加の意気込み等をお話しいただきました。
               

              (研究会メンバーの皆様です。今回は、オンライン会議での実施となりました。
              上段右 高橋様、2段目左より、守能様、佐藤様、甲斐様、3段目左より、加藤様、石橋様、天岡様、4段目左より、徳様、東様、上段左より、ICAEA JAPAN上野、弓塲)

              天岡 治(アマオカ オサム)様

              株式会社ベルシステム24ホールディングス 監査部内部監査グループ 担当マネージャー

              現場の経験を経て監査部に異動し、5年目になります。ここ2年で、CAATsを活用した網羅的な監査に取り組んでいます。経費分析も行っていますが、労務監査では、サービス残業の洗い出し、撲滅を目指しているところです。
              今後に活かしたいと思い、研究会に参加しました。

              石橋 裕司(イシバシ ユウジ)様

              大阪ガス株式会社 監査部 業務監査チーム

              研究会には、第1回から参加しています。監査部は9年目になります。部内のCAATs担当になって5年、ACLを利用し始めて2年になりますが、ACLでできることが増えてきたと実感しています。ICAEA JAPANのACL上級スクリプト研修にも参加しており、CAATsの技能を高めたいという思いで、今回の研究会にも参加しました。

              甲斐 真一郎(カイ シンイチロウ)様

              関西大学会計専門職大学院

              前回の研究会から参加しています。アカウンティングスクールに在籍していますが、新型コロナウイルスの影響で、オンライン講義を受講している状況です。ICAEA JAPANのセミナーを受講する機会があり、研究会でも勉強したいと思いました。研究会には一流の方々が参加されているので、学ぶことが多く、勉強になります。

              加藤 邦治(カトウ クニハル)様

              株式会社ベネッセホールディングス 内部監査部 業務監査課

              昨年、ACCESSを利用した労務のデータ分析監査等を実施しました。研究会には、第1回から参加しています。

              佐藤 正志(サトウ マサシ)様

              DCMホーマック株式会社 内部監査 関東東北担当

              DCMグループは、小売業で、ホームセンターが主力事業です。傘下は、関東はケーヨー、東海はカーマ、四国はダイキ等の6社で、業界ではトップです。
              昨年まで監査部門の部門長をしており、今年から再雇用で監査に携わっています。グループの主要4社は監査組織を統一、標準化していますが、紙ベースの伝票のサンプリングが中心です。企業規模が大きくなって、リアルなモニタリングの必要性を感じています。CAATsの導入を加速するため、ICCPも取得しました。
              研究会では、労務監査のデータ分析の切り口、利用するデータ等を学ぶことに期待しています。経験豊富なメンバーと互いの経験を共有することで勉強したいと思います。グループ内で分析ツールとして、ExcelやAccessを使用している監査人もいますが、個人のスキルに依存しており、グループのスキルとしては共有されていない状況です。

              徳 健伸(トク タケノブ)様

              三菱ケミカル株式会社 監査部 管理グループ

              経理部門出身で、持株会社に所属していた期間を含めて17年間内部監査に従事しており、現在はデータ分析専門チームのリーダーを務めております。
              数年前から本格的にCAATsに取り組んでおり、現在はIDEAとExcelを中心に利用しています。ICAEAの会員となり「国際認定CAATs技術者」資格を取得してから格段に利用が進んだと感じています。
              研究会の参加は2回目です。
              前回はご参加の皆さまの事例や考え方に触れることで、普段は意識しない多くのことに気づかされました。大いに刺激を受けましたので再び参加を申し込みました。
              ここでの学びを業務に活かしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

              東 信昭(ヒガシ ノブアキ)様

              富士屋ホテル株式会社 監査室 室長代理

              箱根の富士屋ホテルの監査室の室長代理です。ホテルは、神奈川、山梨、大阪に4つ、ゴルフ場やレストランもあります。親会社は国際興業です。
              7年程前に監査部門を創設する際に、前職にてISO認証に馴染みがあったため、内部監査を任されることになりました。
              ISOの審査員資格を取得し、現在はISO27000の認証に携わっていますが、HACCPやGDPR等にも対応しています。監査経験は5~6年ですが、監査より業務改善の指導に時間を割いています。
              月間監査研究を読み、CAATsについて学ばなければと思い、コンピュータを使った内部監査は、何ができて何が限界かを知るため、研究会に参加しました。

              守能 昇治(モリノ ショウジ)様

              大阪ガス株式会社 監査部 課長

              内部監査を担当して5年目になります。ACLは使い始めて2年半で、現在はスクリプトも作成しています。
              これまでは、主に会計データのCAATsを実施してきましたが、この6月に労務監査を控えており、それに向けて4月から労務データの分析を進めています。
              研究会では、労務監査で悩んだことをシェアし、また、皆さんのお話を聞き、スキルアップを図りたいと思います。

              座長より

              新型コロナウイルス感染抑止のため、参加者全員がリモート参加という新たな環境にて研究会座長を担うこととなりました。
              第3回となる当該研究会ですが、今回は「事業会社所属の内部監査人からCAATsの活用事例と実体験に関する紹介」と、それを基にした各社各人のCAATsの活用にむけた新たな手法の模索やイノベーション機会の提供を目指します。
              今回の研究結果が、参加者を通じ国内外におけるCAATs活用による内部監査品質の発展に貢献できることを願います。

              高橋 文博(株式会社ベルシステム24ホールディングス 内部監査グループ)

               
               

               
               
               
               

              第2回研究会(終了)

              テーマ 第三者委員会調査報告書研究
              概要 第三者委員会調査報告書を題材にし、不正・誤謬の原因を把握したうえで、CAATsを活用した場合の発見手続について、研究を行う。
              成果物 以下のリンクより概要をご覧いただけます。
              https://www.icaeajp.or.jp/files/200430_Reserch01_002.htm
               
              会員の方は、会員ページより詳細をご覧いただけます。
              座長 一般社団法人国際コンピュータ利用監査教育協会 弓塲啓司
              活動期間 2019年11月~2020年2月
              ・会議開催日:11/26(火)、12/17(火)、1/14(火)、4/10(金)
              ・会議時間:19時~20時30分
              開催場所 〒102-0074 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5F KSフロア
              (インターネット参加あり)
              • 第2回研究会 メンバー紹介(50音順)
              • メンバーの皆様に本研究会に参加された動機をお聞きしました。
                 

                (研究会メンバーの皆様です。前列左より、加藤様、弓塲、徳様、中列左より、立川様、高橋様、甲斐様、後列左より、中本様、清水様、西村様、石橋様(インターネットでのご参加))

                石橋 裕司 様(大阪ガス株式会社 監査部 業務監査チーム)

                平素は業務監査を中心に行っており、監査部に来て9年目になります。3年前から部内でCAATsを担当しています。
                CAATsツールの活用による業務監査品質の向上を目指していますが、グループ関係会社のデータモニタリングにも活用の場を広げたいと検討しています。
                ACLを使い始めて3年目に入ったところですが、知見・知識が足りない面を感じているので、研究会を通じて力をつけたいと考えています。

                甲斐 真一郎 様(関西大学会計専門職大学院)

                関西大学で監査を勉強しています。仮説立案の概念に興味を持ち、また、ITの必要性を感じて参加しました。

                加藤 邦治 様(株式会社ベネッセホールディングス 内部監査部 業務監査課)

                第1回の研究会に続き、2回目の参加です。会社としてはACL を採用していますが、自分自身はAccessで勤怠、経費のデータ分析を主に行っています。今は、会社の仕訳データをACLに取り込んで分析することになっており、主に不正、期間帰属をテーマに監査に着手したところです。研究会で得た情報を業務に活かしたいと思っています。

                清水 幸樹 様(太陽有限責任監査法人)

                他法人との違いを出すために、会計士としてデータを扱っていける人材の育成を目指しています。
                法人内でデータ分析の技術を浸透させていくことを推進する部署にいるため、積極的に推進に取り組んでいくと同時に、自分も知っておきたいと思っています。
                また、会計監査を主に行っているため、業務監査を行っている方の話も聞いて、視点を学びたいと思い、参加しました。

                高橋 文博 様(株式会社ベルシステム24ホールディングス 監査部内部監査グループ)

                第1回の研究会にも参加しました。会社の業務内容としてはコールセンターであり、マンパワーに依存しています。ACLを使って労務系の突合作業や、勤怠の状況を見ながら退職の可能性を見るなど、他社とは少し違うアプローチで監査をしています。ACLを十分に使いこなせているかというと疑問もあり、シナリオの構築の仕方を学んだり、気付きを得たりしたいと思い、参加しました。

                立川 悟 様(三菱電機株式会社 監査部)

                他社の状況を参考にさせていただきたいと思い第1回の研究会に参加しましたが、得るものがあったため、2回目も引き続き参加しました(重複しますので、詳細は第1回の研究会での自己紹介コメントに譲ります)。

                徳 健伸 様(三菱ケミカル株式会社 監査部 管理グループ)

                データ分析を行うチームの統括をしており、IDEA、Excelを使用して、監査に役立つデータ分析を標榜しています。昨年ICCPの資格を取得しましたが、現在は体系立てたCAAT’s方法論の確立に向けて検討している段階ですので、皆さんの話を聞きながら勉強したいと思い、参加しました。

                中本 尚孝 様(アーク有限責任監査法人 品質管理部IT担当)

                システム監査人として、システム監査、内部統制監査のIT全般統制の評価および会計監査におけるデータ分析等に従事しています。最近はCAATs が重視されており、ACLのスクリプトを作りこんでいますが、現状は、システム専門家だけが使っています。会計士の方にも使っていただきたいので、実際にIT専門家以外の方々がどのようにしてデータ分析を行っているか興味がありました。
                また、不正リスクシナリオを作る過程で、CAATsを利用した手続をどのように立案するかについて、興味がありました。仮説立案フレームワーク等、今後の不正リスクシナリオの立案につなげる知識を身に付けたいと思います。

                西村 大司 様(太陽有限責任監査法人)

                現状では、まだCAATsを実務で十分に使いこなせていないと感じています。レベルの高い勉強会に参加して目標を高く設定すると、成長が早いのではと思い、参加しました。

                座長より

                今回も、監査法人や事業会社の第一線で活躍されている方々にお集まりいただきました。また、京都から大学院で勉強されている方にもご参加いただき、それぞれの視点での活発な議論をしています。
                第1回研究会は、海外子会社における不正事例で、標準原価のマニュアル統制の脆弱性に起因する事例であり、少し複雑でしたが、今回は、一般的な販売プロセスでの内部統制の脆弱性に起因する不正事例のため、より多くの方々のヒントになるような研究報告ができそうだと期待しています。

                弓塲 啓司(一般社団法人国際コンピュータ利用監査教育協会)

                 
                 

                 

                 
                 

                第1回研究会(終了)

                テーマ 第三者委員会調査報告書研究
                概要 第三者委員会調査報告書を題材にし、不正・誤謬の原因を把握したうえで、CAATsを活用した場合の発見手続について、研究を行う。
                成果物 以下のリンクより概要をご覧いただけます。
                https://www.icaeajp.or.jp/files/191106_Reserch01_001.htm
                 
                会員の方は、会員ページより詳細をご覧いただけます。
                座長 一般社団法人国際コンピュータ利用監査教育協会 弓塲啓司
                活動期間 2019年6月~9月
                開催場所 〒102-0074 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5F KSフロア
                (インターネット参加あり)
                • 第1回研究会 メンバー紹介(50音順)
                • メンバーの皆様に本研究会に参加された動機をお聞きしました。
                  (ご欠席の方は後日ご紹介させていただく予定です。)
                   

                  (写真は、研究会1日目にご出席の皆様です。前列左より、立川様、加藤様、季様、後列左より、高田様、弓塲、髙橋様、浜田様、石橋様(インターネットでのご参加))
                   

                  石橋 裕司 様(大阪ガス株式会社 監査部 業務監査チーム)

                  業務監査を約5年間担当しており、最近3年程は志願して部内のCAATs担当をしています。CAATsは、業務監査の予備調査段階での異常点発見のため、また、事業部や関係会社の内部監査人がデータを使って継続的にモニタリングできるようサポートするために利用しています。
                  大阪のCIA(Certified Internal Auditor-公認内部監査人、以下同じ)フォーラム研究会にも参加していますが、より幅広い知識を身に付けたいと思い、研究会に参加しました。
                   

                  加藤 邦治 様(株式会社ベネッセホールディングス 内部監査部 業務監査課)

                  IIA(The Institute of Internal Auditors-内部監査人協会、以下同じ)のCIAのイベントでのつながりをきっかけに研究会に参加しました。
                  システム部から異動したこともあり、従来、Access、Excelを使って経費・勤怠のデータ等の分析を行っていましたが、研究会で、実際に監査業務にどのようにデータ分析を活用できるかを学びたいと考えています。
                   

                  季 文 様(パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社直轄 経理センター 監査2課)

                  CIAの研究会で、Excelを利用したデータ分析を行っており、CAATsを利用して会社の不正が見つかったという話を聞いたことがきっかけとなり、会社としても全社的な取り組みとして、CAATsを標準化しようとしていますが、自分のスキルとしてはExcelを使用する程度です。
                  他の会社はどのようにCAATsを実施しているのかなどにも興味があり、研究会に参加しました。
                   

                  高田 博行 様(高田公認会計士事務所)

                  LEC会計大学院では特任教授として財務会計事例研究、女子栄養大学では非常勤講師としてビジネス会計学を担当しております。
                  大手監査法人で会計監査、複数の米国系投資銀行で業務監査、日米合弁の投信投資顧問会社で監査役監査の経験を積み、その後、小規模監査法人で代表社員として上場企業、未公開企業の会計監査を担当しました。
                  現在は、高田公認会計士事務所を設立し、学校法人監査、某特別区の要請による社会福祉法人向けのアドバイザリー業務を行っております。監査及びアドバイザリー業務において、CAATsを活用したデータ分析・レポーティングの可能性を追求したく思い、参加させていただきました。
                   

                  髙橋 文博 様(株式会社ベルシステム24ホールディングス 監査部内部監査グループ)

                  2015年から独学でACLを利用し始め、今では部下も1年ほどACLを利用しております。
                  弊社の取り組み事例として、従業員におけるサービス残業懸念の有無調査や、業務上の品質管理データと勤怠データ照合による改ざん有無確認などを実施しております。
                  自身としてはスクリプト活用スキルがまだまだ拙いといった課題があり、自己のスキル醸成と併せ、皆様との情報共有を目的に研究会へ参加いたしました。
                   

                  立川 悟 様(三菱電機株式会社 監査部)

                  IIAのCIAのイベントでのつながりで、この研究会を知りました。
                  CAATsは、CIA、CFE (Certified Fraud Examiner-公認不正検査士)、CISA (Certified Information Systems Auditor-公認情報システム監査人)の共通項のようにも思えます。業務監査のうちコンプライアンス監査の経験を経て、現在はJ-SOX関連の評価(監査)業務を担当していますが、データ分析は行っていません。
                  データ分析には興味はありますが業務としては担当したことがなく、視野を広げたいと思い、研究会に参加しました。
                   

                  浜田 純二 様(監査法人A&Aパートナーズ)

                  前職でプログラミングの仕事をしていたこともあり、データを見ることには元来、興味がありました。しかし、監査法人においては監査業務でデータが十分に活用されているとは言えない状況です。そのような中で、法人として、ICAEA JAPANでCAATsを学ぶことを推奨することとなり、そのような経緯で研究会に参加しました。
                   

                  座長より

                  今回お集まりいただいたメンバーは、既にCAATsを実務で実践されている方もこれから実践しようとしている方もいらっしゃいました。皆様に共通しているのは、CAATsを実務で活用したい、よりうまく活用したいと思われているということでした。メンバーの皆様の豊富な業務経験に裏付けられて活発な議論ができました。
                  CAATsに関心を持たれている方々にヒントになるような研究報告ができそうだと期待しています。

                  弓塲 啓司(一般社団法人国際コンピュータ利用監査教育協会)

                   
                   
                  ————————-
                  研究会は、各回テーマを変えながら、定期的に実施いたします。